怒り”とは「他者との関係の維持を求める欲求」
朔さんの“怒り”が、何に対する、だれに向けた“怒り”なのかは分かりません。本人がけして口にしないからです。
でも、たったひとつだけ分かることがあります。朔さんのなかの“怒り”は少しずつ変化してきているということです。
近年の作品には、初期の作品にあった重さがありません。古い作品から順を追って見ていくと、破壊的な雰囲気がじょじょに消え、優しい、包み込むような印象が強まっていきます。
作品全体の色彩は鮮やかになり、瑞々しさが増しています。スピード感ある線のリズムは生命力に満ち、ほとばしるポジティブなエネルギーを感じさせます。




