韓国旅行のとき、友人のお腹はほんとうにぱんぱんで、「すぐにも子どもが飛び出してきそう」な大きさでした。飛行機会社によっては臨月が近すぎて乗せてもらえないところもあったほどです。
そんな友人とタクシーに乗れば運転手さんが「何ヶ月なの?」と尋ねて来るし、市場や商店街を歩いていると、必ず地元の人たち(多くの場合、おばさんたち)が「何ヶ月なの?」「大事にしないと」「男の子? 女の子?」と呼び止めてきて、「これを食べるといいよ」と商品である食べ物を差し出されたりしもしました。
そして話は発展し、たとえば「(友人の)夫はどんな人なのか」とか、隣にいる私には「あんたは結婚しているのか」とか、かなりプライベートなことまで聞いてくるのです。
日本で同じこと口にしたら「セクハラだ!」と怒られそうですが、韓国の下町?のおじさん、おばさんたちがあっけらかんと聞いてくると、こちらも嫌な気持ちがまったくせず、逆に距離が縮まった感じがしました。