「子どもの声を国連に届ける会」(5/9)

2019年5月29日

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続くTさんが話したのは中学校で「日常茶飯事の体罰」。Tさんは、入学直後に体罰を目撃し、恐怖で「この人達には何も言えない」と思ったそうです。

友人の多くが体罰のある環境に慣れて疑問を感じなくなっていきました。そして、真夏でも化学繊維を3枚も重ねて着なければならない制服にも、文句ひとつ言わない生徒ばかりのなかで、私服登校を決意した当時を振り返り、こう語りました。

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「集会で倒れても、だれも怖くて『暑い』なんて言えなかった。『みんな我慢してるんだから我慢しろ』と言われるだけ。私服登校をすると教師からの脅しや嫌がらせを受けました。学校に行くのは命がけだったのです。そんな本当の子どもの現状は政府報告書には書いてありません」

次のSさんは教師が生徒会を操り、生徒の意見をまったく聞こうとしなかったこと。さらに、言うことを聞かないと「悪い子」と決めつけられた高校時代のことを話しました。

「先生に『しょうもない奴』と罵られて暴れたため、退学処分になった生徒がいる。先生は『あいつは早く消えてほしかった』と陰口をたたいていた。退学した子は両親が不仲で中学生時代から先生に無視されていて、どこにも居場所が無かった。『おとなの言うことなんか信用できるかよ』と言って退学していった。私には、彼が暴れたのは『先生達に心の叫びを伝えたかったからではないか』と思えてならない。『言いたいことがあるんなら口で言えばいいじゃないか』と言う先生もいる。でも、言っても先生達は聞いてくれず、生徒のありのままの姿を認めてくれないじゃないか!」(続く…

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