「子どもの声を国連に届ける会」(1/9)

2019年5月29日

今日から「子どもの声を国連に届ける会(「届ける会」)」の子どもたちと合宿です。
集合時間は昼の12時。「みんなが起きられる時間」ということで、この時間に決まりました。細かい合宿の内容も不明。話し合わなければいけないことは山ほどありますが、スケジュールも何もかも、いきあたりばったり。唯一決まっているのは、泊まる宿だけです。

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「届ける会」のメンバーは、2001年11月に日本政府が子どもの権利条約に基づいて国連に提出した第二回政府報告書の内容に疑問を感じて集まった子どもたちです。

当時、高校1年生だったある女の子は「日本の学校には『体罰はない』とか『子どもは自分の意見を言う機会に恵まれている』とか書かれている政府報告書を見て、『どうして嘘ばっかり書くの?』と思った」と語っていました。

以来、「届ける会」は国連(スイス・ジュネーブ)で行われる第二回日本政府報告書審査に向け、全国各地の子どもたちと手紙やホームページ、イベントなどを通じて意見を交換。それらをもとに“経済的には恵まれた先進国・日本”の子どもが抱えている悩みや問題などを自分自身の問題と照らし合わせながら考え、まとめ、130ページに及ぶ『子ども報告書』を仕上げました。
そして、この報告書を携え、2004年1月に国連で開かれた国連審査で自ら英語でプレゼンテーションをしたのです。(続く…

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Posted by 木附千晶