「子どもの声を国連に届ける会」(9/9)

2019年5月29日

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こうした8人の意見は国連「子どもの権利委員会」が審査を終えて日本政府に改善点などを勧告した最終所見にすべて盛り込まれました。

プレゼンテーションを終えて、いえ、プレゼンテーションの間にも、涙で声を詰まらせながら子どもを励まし、暖かく見つめ、抱きしめてくれた委員の方々は、「あなたたちの貴重な意見をけして無駄にはしない」という約束をきちんと守ってくました。

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翌日のパーティでは委員長が、「あなたがたはまだ山の半分しか登っていません。皆さんが国連の勧告を利用して、皆さんの生活の場で子どもの権利により関心を持つ社会、子どもの権利をしっかりと守る社会を作っていって初めて山の頂上に行き着くのです」と激励してくださったほどです。

このようなすばらしい結果を残した子どもたちの影には、子どもたちをしっかり抱えてくれたおとなの存在がありました。保護者、支援者、「届ける会」のおとな組織(「第2回子どもの権利条約 市民・NGO報告書をつくる会」)の事務局の人たち。
そして何より、メンバーが安心して本音でおしゃべりできる場をつくり、子どもが持ってくる日々の小さな、けれども大切な話に耳を傾け、子どもたちがやる気になるまで辛抱強く待ち、励まし続けたおとな・・・Kさんの存在無くしては、「届ける会」の成長はなかったことでしょう。
安心できるおとなとの関係性のなかで子どもは成長発達していくということ。そしてそれこそが子どもの権利条約の最も大切な考え方であるということ。「届ける会」の子どもたちは、そのことを確信させてくれました。

今「届ける会」は新たなメンバーを募り、「子どもの声を国連に届ける会06」として再スタートを切りました。仲間が集まらなかったり、やり方や考え方に違いがあってもめてみたり・・・どうなることやらまだ分かりませんが、興味のある方はぜひ一度アクセスしてみてください。

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