学力テスト不正問題(5/8)

2019年5月29日

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足立区独自の教育「改革」がもたらした学力テスト、そして学校選択性(学区制廃止)、生徒の質と数に合わせた予算配分。その結果として顕著になった学校間・子ども間の競争と序列、生徒の質や数に合わせた予算配分、あきらめる子どもの増加。

そこには、教育というものを「子どもを中心に考える」という姿勢が欠落しています。
そしてそれはそのまま、これから日本全体が進もうとしている教育「改革」の方向性と重なります。

だからこそ、足立区の不正問題が明るみになる前から、多くの人が今年4月に行なわれた全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)に反対の声を挙げたのです。

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無頓着な教育行政

ところが、日本の教育行政はまったく無頓着です。全国学力テスト直前に話を聞いた文部科学省初等中等教育局教育学力調査室の担当官は次のように話していました。

「そういった話は私どもの耳には届いていません。しかし、もしそんな事態が起きているなら区教委が速やかに対処すべきです。競争の激化は私たちの望むところではありません。今回の調査においては競争の道具とならないよう、実施要項で不開示情報にするなど配慮しています。全国学力テストの目的は、あくまでも『児童生徒の学力・学習状況を調べ、各教育委員会や学校の問題を把握し、改善すること』です」(続く…

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Posted by 木附千晶